土地の値段が急上昇 5年前の2倍に!/バリ島(インドネシア)

(ライター:藤岡 睦美)

今、バリ島では、土地の値段が急上昇中です。理由の一つが、物価の安いバリ島へ移住し、土地を買う外国人が増えていることです。

 

アメッドの有名な塩田も一部が売却され、住宅が建設されている

 

外国人がバリでマイホームを持つには、不動産会社を通す場合もありますが、知人を通じて情報を入手し、土地の売買を行うのが一般的です。仲介者には、売手から通常5%程度の手数料が支払われるので買手は手数料を払う必要がありません。ただし悪徳仲介者に当たると、相場以上の金額をふっかけられ、高い買い物をするはめになることも…。また別の方法では、土地に設置された看板を見て、直接、売主と電話で交渉することも可能です。

 

土地に設置された看板。直接、売主と電話で交渉できる

 

なお、外国人は土地や建物の名義人にはなることができません。インドネシア国籍者のみとなるため、登記簿を持って逃げられるケースもたまにあり、まずは、信用できるインドネシア人を探すことが先決となります。

インドネシア人の中にも土地を購入する人が増えてきました。数年後により高い金額で売り、大きな利益を得ることを期待しているのです。銀行に預金するより利益が大きく、買った土地に家を建て、十数年間住んだ後に、その土地と家を売ったとしても損はしない。むしろ、儲けがあるという見込み。それくらい土地の値段が上昇中なのです。

私の住むバリ島東部のアメッドでも、土地の値段は5年前の2倍に。かつては漁村が点在する場所でしたが、ダイビングやシュノーケリングスポットととして観光地化が急速に進み、ホテルやレストランの建築ラッシュが起こったからです。今後もどんどん上がっていく見込みで、我が家でも土地を買おうか思案中です。

 

藤岡 睦美(ふじおか・むつみ)
バリ島アメッド在住20年。PADIダイビングインストラクター。ゲストハウス、ダイブセンター、レストランを家族で経営。ブログ「むつみ’s 日記 in AMED」

引用元: www.athome.co.jp/vox

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