(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は4月21日、首都圏における2020年度(2020年4月~2021年3月)の不動産流通市場の動向を公表した。
それによると、2020年度の首都圏中古マンション成約件数は前年度比2.3%減の3万7,049件、3年ぶりに前年度を下回った。成約物件価格は同5.5%増の3,668万円で8年連続上昇、すべての都県・地域で上昇した。成約物件を価格帯別に見ると、5,000万円以上の各価格帯で成約件数が増加し、比率は3,000万円以上の各価格帯が拡大している。
首都圏中古戸建においては、2020年度の成約件数は同9.0%増の1万4,102件で3年連続前年度を上回った。また、2019年度(1万3,080件)を上回り過去最高を更新した。成約物件価格は首都圏平均で同2.3%増の3,199万円、2年連続で前年度を上回った。成約物件の平均土地面積は同2.8%増の149.63m2、建物面積は同0.7%増の105.51m2と拡大。平均築年数は21.42年(前年度21.49年)と築浅にシフトしている。
ニュース情報元:東日本レインズ
引用元:
suumo.jp/journal