都民の定住意向、7割は「今住んでいる地域に今後も住みたい」

東京都はこのたび、「都民生活に関する世論調査」の結果を公表した。調査は東京都全域に住む満18歳以上の男女個人を対象に、2021年9月10日~10月3日、郵送とインターネットで実施。有効回収数は1,849。

それによると、暮らしは昨年の今ごろと比べて「楽になった」が3.2%、「苦しくなった」29.5%、「変わらない」63.6%。「苦しくなった」は昨年よりも4ポイント減少し、「変わらない」は4ポイント増加した。「苦しくなった」と答えた人の理由には、「給料や収益が増えない、又は減った」(49.5%)、「家族の増加や物価の上昇などで毎日の生活費が増えた」(30.1%)、「税金や保険料の支払いが増えた」(29.7%)などがあった。

これから1年間の暮らしむきについては、「楽になる」3.9%、「苦しくなる」37%、「変わらない」49.6%。苦しくなると答えた人が今後切りつめていこうと思うもの(複数回答)は、「食費」が54.2%で最も多く、次いで「外食費」50.4%、「被服費(身の回り品を含む)」49.5%、「趣味、教養・娯楽費」38.1%、「旅行」36.2%、「住居費(水道光熱費を含む)」30.5%だった。

今住んでいるところが住みよいところだと思いますか?では、「住みよいところだと思う」は81.2%、「住みよいところだとは思わない」8.6%、「わからない」9.2%。過去の調査結果と比較すると、「住みよいところだとは思わない」が昨年よりも2ポイント減少している。住居形態別にみると、「住みよいところだと思う」は持家(82.9%)が持家以外(77.5%)よりも5ポイント以上高い。

今住んでいる地域に今後も住みたいですか?では、「住みたい」は70.8%、「住みたくない」は11.4%。「住みたい」の理由(複数回答)は、「買物など日常の生活環境が整っているから」が62.2%で最も多く、次いで「地域に愛着を感じているから(住み慣れているから)」45.0%、「自分の土地や家があるから」44.3%、「通勤・通学に便利なところだから」41.8%と続く。「住みたくない」理由には、「地域に愛着を感じないから」が28.6%で最も多く、「家賃など住居費が高いから」24.8%、「通勤・通学に不便なところだから」23.3%などが続いた。

ニュース情報元:東京都

引用元: suumo.jp/journal

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