(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は4月19日、首都圏における2021年度・不動産流通市場の動向を発表した。
それによると、2021年度(2021年4月~2022年3月)の首都圏中古マンション成約件数は、前年度比+2.1%の3万7,828件と2年ぶりに前年度を上回った。成約物件価格は同+7.7%の3,949万円で9年連続上昇している。成約物件の平均専有面積は同-1.5%の64.36m2と縮小。平均築年数は22.96年(前年度22.10年)と経年化が進んでいる。
中古戸建てにおいては、成約件数は同+4.5%の1万4,732件と4年連続で前年度を上回り、過去最高を更新した。成約物件価格は首都圏平均で同+10.2%の3,524万円と2ケタ上昇し、3年連続で前年度を上回った。成約物件の平均土地面積は同-5.0%の142.13m2、建物面積も同-1.5%の103.92m2と縮小した。平均築年数は21.12年(前年度21.42年)と築浅にシフトしている。
新築一戸建ては成約件数が同-21.6%の4,600件と4年ぶりに前年度を下回った。成約物件価格は首都圏平均で同+11.3%の3,977万円と2ケタ上昇し、3年連続で前年度を上回った。
ニュース情報元:東日本レインズ
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suumo.jp/journal