それによると、全国における注文住宅建築者の建築費用(土地代を除く)は平均2,988万円となり、前年(2,879万円)より109万円増加した。また建築者(新規土地取得者)の土地費用は平均で1,678万円、前年(1,486万円)より192万円増加した。
注文住宅建築の検討を始めるときの困りごと(複数回答)としては、「最初に何から始めたらよいかわからない」がトップで46.7%、前年(42.5%)よりも4.2ポイント増加した。次いで「建築費用の目安が分からない」で40.6%、前年(40.7%)とほぼ変わらなかった。「自分たちに合った会社をどう探せばよいかわからない」は36.4%で、前年(37.9%)より1.5ポイント減少した。
建築者(全国/新規土地取得者)の土地探しの際の不満は、「希望するエリアに土地が見つからなかった」が40.6%で最多。「自分の希望する価格の土地が見つからなかった」が39.7%と僅差で続いた。
建築時の重視項目(複数回答)としては、「耐震性に優れていること」が59.2%でトップに。「間取り・プランが良いこと」(47.3%)、「断熱性・気密性に優れていること」(43.5%)が続いた。前年と比べると、「設計の自由度が高いこと」は5.3ポイント増加(前年24.6%→今年29.9%)、「子育てがしやすい間取りであること」は3.5ポイント増加(同29.5%→同33.0%)している。
ニュース情報元:(株)リクルート