7~9月期の首都圏中古マンション、成約件数は反転増加

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は、首都圏(1都3県)における2020年7~9月期・不動産流通市場の動向を発表した。

それによると、7~9月期の首都圏中古マンション成約件数は前年比+1.4%の9,537件、4~6月期の大幅減から再び増加に転じ、7~9月期の件数としては1990年5月の機構発足以降、過去最高となった。成約m2単価は同+3.6%の55.63万円/m2と上昇。成約価格も同+5.8%の3,656万円と上昇し、12年10~12月期から32期連続で前年同期を上回った。専有面積は同+2.2%の65.72m2と拡大した。

中古戸建の成約件数は同+8.5%の3,664件と、4~6月期の大幅減から再び増加に転じ、中古マンション同様、7~9月期の件数としては1990年5月の機構発足以降、過去最高となった。成約価格は同+2.0%の3,162万円と上昇。土地面積は同+0.6%の149.58m2。建物面積は同+0.9%の105.63m2と僅かに上昇した。

ニュース情報元:東日本レインズ

引用元: suumo.jp/journal