11月の首都圏中古マンション、成約件数は2ケタ減

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は12日、首都圏(1都3県)における2022年11月度・不動産流通市場の動向を発表した。

それによると、11月の首都圏中古マンション成約件数は、前年同月比-18.1%の2,797件と2ケタ減少し、4ヶ月連続で前年同月を下回った。成約m2単価は同+14.4%の69.69万円/m2で2ケタ上昇し31ヶ月連続前年同月を上回った。成約価格は同+13.3%の4,417万円で2ケタ上昇し30ヶ月連続で前年同月を上回った。専有面積は同-0.9%の63.38m2となり18ヶ月連続で前年同月を下回った。

地域別でみると、成約件数はすべての地域が前年比で減少が続き、横浜・川崎市と埼玉県は11ヶ月連続で前年同月を下回った。成約m2単価はすべての地域が前年比で上昇が続き、東京都区部は31ヶ月連続、横浜・川崎市と埼玉県は30ヶ月連続、千葉県は28ヶ月連続、神奈川県他は24ヶ月連続、多摩は21ヶ月連続で前年同月を上回った。

中古戸建てにおいては、成約件数は同-16.1%の1,029件と2ケタ減少。成約価格は同+6.6%の3,815万円で25ヶ月連続で前年同月を上回った。土地面積は同-2.1%の142.12m2と縮小、建物面積も同-2.1%と縮小し103.28m2となった。

ニュース情報元:東日本レインズ

引用元: suumo.jp/journal