首都圏中古マンション成約件数、すべての地域で減少

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、首都圏(1都3県)の2022年9月度・不動産流通市場の動向を公表した。

それによると、9月の首都圏中古マンション成約件数は、前年同月比-5.9%の2,990件となり、8月に続いて前年同月を下回った。成約m2単価は同+11.2%の69.10万円/m2で2ケタ上昇。成約価格は同+11.0%の4,421万円で28ヶ月連続前年同月を上回った。専有面積は同-0.2%の63.97m2と16ヶ月連続で前年同月を下回った。

地域別の動向としては、成約件数はすべての地域が前年比で減少が続き、横浜・川崎市と埼玉県は9ヶ月連続で前年同月を下回った。成約m2単価はすべての地域が前年比で上昇が続き、東京都区部は29ヶ月連続、横浜・川崎市と埼玉県は28ヶ月連続、千葉県は26ヶ月連続、神奈川県他は22ヶ月連続、多摩は19ヶ月連続で前年同月を上回った。

中古戸建てにおいては、成約件数は同-8.2%の1,124件と9ヶ月連続で前年同月を下回った。成約価格は同+10.1%の3,840万円で2ケタ上昇。土地面積は同+4.6%の144.17m2、建物面積も同+1.8%の105.37m2と拡大した。

ニュース情報元:東日本レインズ

引用元: suumo.jp/journal