物件の情報収集、「インターネットで」が5年間で大きく増加

国土交通省は4月26日、「令和3年度 住宅市場動向調査」の結果を公表した。

同調査は令和2年度中(令和2年4月~令和3年3月)に住み替え・建て替え・リフォームを行った世帯を対象に、「注文住宅」(調査票回収数:755)、「既存住宅」(同1,074)、「分譲住宅」(同565)、「民間賃貸住宅」(同575)、「リフォーム住宅」(同579)に分けて調査を行ったもの。

それによると、新築の物件・施工者に関する情報収集方法について、注文住宅は「住宅展示場」が49.0%でトップだが、分譲戸建住宅と分譲マンションは「インターネットで」がトップとなり、それぞれ53.0%、58.6%だった。また、全ての世帯において「インターネットで」を選択した割合が直近5年間で大きく増加している。

住宅取得にあたっては、同じ住宅の種類同士で比較検討した世帯が最も多かった。同じ住宅の種類との比較検討を除くと、注文住宅取得世帯は「分譲戸建住宅」と、分譲戸建住宅取得世帯は「注文住宅」と、中古戸建住宅取得世帯は「分譲戸建住宅」と比較検討している世帯が多い。また、分譲マンション取得世帯は「中古マンション」と、中古マンション取得世帯は「分譲マンション」と比較検討している世帯が多かった。

住宅の選択理由は、注文住宅取得世帯では「信頼できる住宅メーカー/不動産業者だったから」が46.4%でトップに。分譲戸建住宅取得世帯では「一戸建てだから/マンションだったから」が61.1%で最も高い。分譲マンション取得世帯では「住宅の立地環境が良かったから」が69.6%で最も高かった。中古戸建住宅取得世帯においては「価格/家賃が適切だったから」が61.7%で最も高く、中古マンション取得世帯、民間賃貸住宅入居世帯では「住宅の立地環境が良かったから」が最も高く、それぞれ66.2%、52.7%だった。

購入資金については、土地を購入した注文住宅新築世帯で平均5,112万円、建て替え世帯で平均3,299万円。分譲戸建住宅と分譲マンションの取得世帯でそれぞれ4,250万円、4,929万円。中古戸建住宅と中古マンションの取得世帯でそれぞれ2,959万円、2,990万円。リフォーム資金については平均201万円だった。

ニュース情報元:国土交通省

引用元: suumo.jp/journal

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