基準地価、2年連続下落も下落率は縮小

国土交通省は9月21日、令和3年都道府県地価調査の結果を発表した。調査対象は全国約2万1,400地点。

それによると、7月1日時点の1年間の地価動向として、全用途平均は-0.4%と2年連続で下落となった。しかし令和2年の調査時は-0.6%だったので下落率は縮小している。用途別では、住宅地は-0.5%(令和2年:-0.7%)で下落率は縮小、商業地は-0.5%(同-0.3%)で下落率が拡大した。

三大都市圏では、住宅地は東京圏が+0.1%(同-0.2%)、名古屋圏が+0.3%(同-0.7%)と下落から上昇に転じ、大阪圏は-0.3%(同-0.4%)で下落率が縮小した。商業地は東京圏が+0.1%(同+1.0%)で上昇率が縮小し、大阪圏は-0.6%(同+1.2%)で9年ぶりに下落に転じた。名古屋圏は+1.0%(同-1.1%)と下落から上昇に転じた。

地方圏では全用途平均は-0.6%(同-0.8%)と下落は継続しているが下落率は縮小。用途別では、住宅地は-0.7%(同-0.9%)で下落率は縮小、商業地は-0.7%(同-0.6%)で下落率は拡大した。

ニュース情報元:国土交通省

引用元: suumo.jp/journal

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