5月の首都圏中古マンション成約件数、コロナ禍の反動で大幅増

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は6月10日、首都圏(1都3県)における2021年5月度・不動産流通市場の動向を発表した。

それによると、5月の首都圏中古マンション成約件数は、前年のコロナ禍の反動により大幅に増加、前年同月比+94.9%の3,297件と、3ヶ月連続で前年同月を上回った。また、5月としては1990年5月の機構発足以降、過去最高となった。成約m2単価は同+12.6%の58.59万円/m2で2ケタ上昇。成約価格も同+15.7%の3,813万円と2ケタ上昇し、12ヶ月連続で前年同月を上回った。

中古戸建の成約件数も中古マンション同様、前年のコロナ禍の反動により大幅に増加し同+83.6%の1,410件。11ヶ月連続前年同月を上回り、5月としては1990年5月の機構発足以降、過去最高となった。成約価格は同+21.0%の3,241万円で7ヶ月連続前年同月を上回った。土地面積は同+0.3%の148.83m2と拡大、建物面積は同-1.7%の102.34m2と縮小した。

ニュース情報元:東日本レインズ

引用元: suumo.jp/journal