中古一戸建て平均価格、首都圏と中部圏は反転上昇

(株)東京カンテイは3月10日、2021年2月度「中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」を発表した。

対象は敷地面積100~300m2、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件。

それによると、2月の首都圏中古一戸建て平均価格は、前月比+2.9%の3,044万円と反転上昇した。都県別では、東京都は同+5.4%の4,722万円で反転上昇。神奈川県は同+3.5%の3,306万円で反転上昇。千葉県は同+5.4%の2,342万円で反転上昇。埼玉県は同-4.8%の2,294万円で3ヵ月連続下落した。2月は埼玉県以外はいずれも上昇し、回復基調となっている。

近畿圏の平均価格は、同-3.9%の2,493万円と3ヵ月ぶりに反転下落した。主要府県別では、大阪府は同-3.5%の2,697万円で2ヵ月連続下落。兵庫県は同-8.5%の2,494万円で反転下落。京都府は同+20.8%の3,266万円で反転上昇。大阪府と兵庫県で下落した一方、京都府は前月の反動から大きく上昇に転じた。

愛知県の平均価格は、同+4.2%の2,783万円と反転上昇。中部圏全体でも同+7.5%の2,369万円と大きく反転上昇している。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

引用元: suumo.jp/journal