2019年の首都圏中古マンション、成約件数は過去最高

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、首都圏における2019年(2019年1~12月)の不動産流通市場の動向を発表した。

2019年の首都圏中古マンション成約件数は、前年比2.4%増の3万8,109件で2年ぶりに前年を上回り、2017年(3万7,329件)を超えて過去最高となった。成約物件価格は前年比3.3%上昇の3,442万円で7年連続上昇。成約物件の平均専有面積は64.39m2(前年比0.3%縮小)と3年ぶりに縮小。平均築年数は21.64年(前年21.00年)で経年化が進んでいる。

中古戸建においては、2019年の成約件数は前年比2.5%増の1万3,037件で3年ぶりに前年を上回った。成約物件価格は首都圏平均で3,115万円(前年比0.9%下落)と5年ぶりに前年を下回る。成約物件の平均土地面積は146.82m2(前年比0.7%拡大)、建物面積は104.96m2(同0.8%縮小)。平均築年数は21.38年(前年21.11年)で経年化が進んでいる。

また、新築戸建の成約件数は5,872件(前年比11.5%増)。都県・地域別に見ると、東京都多摩地域を除く各都県・地域で前年を上回った。成約物件価格は、首都圏平均で前年比1.2%上昇の3,510万円。

ニュース情報元:東日本レインズ

引用元: suumo.jp/journal