首都圏中古マンション、成約件数は5期連続で減少

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、首都圏(1都3県)の2022年7~9月期・不動産流通市場の動向を発表した。

それによると、7~9月期の首都圏中古マンション成約件数は前年同期比-4.0%の8,440件となり、5期連続で前年同期を下回った。成約m2単価は同+12.5%の68.38万円/m2で2ケタ上昇。成約価格は同+11.7%の4,355万円となり、40期連続で前年同期を上回った。専有面積は同-0.7%の63.68m2で縮小した。

地域別では、成約件数は東京都区部以外の各地域が前年同期比で減少し、横浜・川崎市と埼玉県は2ケタ減。成約m2単価はすべての地域が前年同期比で上昇し、東京都区部は13年1~3月期から39期連続、多摩は12期連続、横浜・川崎市と埼玉県、千葉県は9期連続、神奈川県他は7期連続で前年同期を上回った。

中古戸建においては、成約件数は前年同期比-9.7%の3,177件と5期連続で前年同期を下回った。成約価格は同+9.6%の3,805万円で9期連続で前年同期を上回った。土地面積は同+4.1%の144.91m2と拡大。建物面積も同+0.4%の104.61m2と拡大した。

ニュース情報元:東日本レインズ

引用元: suumo.jp/journal