令和2年第1四半期の地価、上昇傾向が鈍化

国土交通省はこのたび、令和2年第1四半期(令和2年1月1日~4月1日)の地価LOOKレポートを発表した。

地価LOOKレポートは、主要都市の高度利用地等を対象に、四半期毎の地価動向を調査したもの。調査対象は全国100地区(東京圏43地区、大阪圏25地区、名古屋圏9地区、地方圏23地区)。

それによると、令和2年第1四半期の地価は、上昇地区数が97地区から73地区に減少、横ばい地区数が3地区から23地区に増加。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、多くの地区で需要者の様子見など取引の停滞が見られ、地価の上昇傾向が鈍化した。

上昇している73地区について、3%未満の上昇は69地区(前回74)、3%以上6%未満の上昇は4地区(同19)(「錦町」(仙台市)、「西梅田」「茶屋町」「新大阪」(以上 大阪市)。6%以上の上昇地区(同4)は今回なかった。

また、3%未満の下落は4地区(「元町」(横浜市)、「岐阜駅北口」(岐阜市)、「丸亀町周辺」(高松市)、「大濠」(福岡市))。平成26年第2四半期以来下落地区が見られた。

ニュース情報元:国土交通省

引用元: suumo.jp/journal

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