新築一戸建て平均価格、首都圏は全都県下落

(株)東京カンテイは9日、2023年2月度「新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」を発表した。

それによると、2月の首都圏新築一戸建て平均価格は前月比+1.7%の4,449万円と4ヵ月連続上昇から一転下落した。東京都は-4.8%の5,574万円と反転下落。神奈川県は-1.0%の4,831万円と再び下落。千葉県は-0.8%の3,741万と2ヵ月連続下落。埼玉県は-2.1%の3,699万円と2ヵ月連続下落。首都圏はこれまで概ね上昇傾向にあったが、2月はすべての都県で下落した。

近畿圏の平均価格は前月比+2.5%の3,549万円と反転上昇。大阪府は+6.7%の3,834万円と4ヵ月連続下落から反転上昇。兵庫県は+0.5%の3,518万円。京都府は+6.7%の3,873万円。前年12月から全面下落を続けた3府県が全面上昇に転じた。

中部圏全体では前月比-1.2%の3,379万円と反転下落。愛知県も-1.2%の3,597万円と再び下落した。

なお同調査は、敷地面積100~300m2、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件を対象としている。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

引用元: suumo.jp/journal