（株）クロス・マーケティング（東京都新宿区）は、全国の20～69歳男女2,500人を対象に「住まいに関する調査」を行った。調査日は2021年9月3日・4日。調査方法はインターネット。
それによると、居住形態の内訳は「持ち家戸建て」が最も多く49%、次いで「賃貸集合住宅」33%、「持ち家集合住宅」14%、「賃貸戸建て」3%と続いた。
近所における空き家については、「自宅近くに空き家がある」は全体で28%。エリア別でみると、「九州・沖縄」が38%で最多。「東北」37%、「中国・四国」37%が僅差で続き、地方において空き家率の高さが目立つ。
近所の空き家の問題点・不安な点は、「害虫が増えたり、伸びた枝が隣家の敷地に入るなど、周囲の家が迷惑を被る」が最も多く45%。「老朽化による倒壊が心配」37%、「不審者の侵入や放火による火災など、防犯面に不安を感じる」33%、「不法投棄をされるのが心配」22%と、空き家についてさまざまな不安を抱いている様子がうかがえる。
自身の空き家所有については、「空き家を所有している」は3%、「将来、所有・相続する可能性がある」は10%。所有する空き家の売却などは、「わからない・未定」が多いものの「建物と土地を一緒に売却」「更地にして売却」と売却意向がやや強い傾向にあった。
ニュース情報元：（株）クロス・マーケティング
引用元：
suumo.jp/journal
