「2022年『住み続けたい街ランキング』発表」「友人3名で庭付き別荘を4…

「2022年『住み続けたい街ランキング』発表」「友人3名で庭付き別荘を400万円で購入・シェア」【10月人気記事まとめ】

(画像/SUUMOジャーナル編集部)

昼間あたたかくても、朝晩寒く感じる日が多くなり、紅葉も真っ盛り。秋から冬へ季節が移ろっていきます。SUUMOジャーナルで10月に公開した記事では、「2022年『住み続けたい街ランキング』が発表!」「友人3名で庭付き別荘を400万円で購入・シェアしたら『最高すぎた』話」「台湾女子の一人暮らしin西荻窪」などが人気TOP10入りしました。詳しく紹介します。

1位 2022年「住み続けたい街ランキング」が発表!3位日本大通り、2位馬車道、1位は?
2位 友人3名で庭付き別荘を400万円で購入・シェアしたら「最高すぎた」話。DIYで大人の秘密基地に改造中!
3位 台湾女子の一人暮らしin西荻窪。インテリアやライフスタイルにも個性あり!
4位 役目終えた造船の地・北加賀屋が「現代アートのまち」に。地元企業、手探りの10年 大阪市
5位 住み続けたい街ランキング関西2022発表! 駅1位は夙川おさえ山陽電鉄・人丸前(明石市)。自治体1位は?
6位 クラファン・DIYで国際基準のサッカー場が誕生! 民設民営「みんなの鳩サブレースタジアム」で地域はどう変わった? 鎌倉
7位 シングルが住み続けたい街ランキング(家賃8万円以下)を世田谷線沿線が席巻! ローカル感がエモい街
8位 離島の高校で学ぶ「島留学」に日本中から熱視線! 大人版もスタートで移住者増 島根県隠岐
9位 なぜ図書館でなく”市営の本屋”? 青森「八戸ブックセンター」置くのは売れ筋よりニッチ本、出版も
10位 地域おこし協力隊・高知県佐川町の“その後”が話題。退任後も去らずに定住率が驚異の7割超の理由

※対象記事とランキング集計:2022年10月1~31日に公開された記事のうち、PV数の多い順

1位 2022年「住み続けたい街ランキング」が発表!3位日本大通り、2位馬車道、1位は?

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

毎年「住みたい街」のランキングを発表しているリクルートが、住民の実感調査による「住み続けたい街」のランキングを発表しました。調査対象は、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)の街(自治体・駅)。なかには「住みたい街ランキング」上位の駅・自治体でも、今回の「住み続けたい街ランキング」では上位とならないところもありました。「住み続けたい街」上位にランクインした駅・自治体の傾向は、地域への愛着を感じられる特色があるかどうか。たくさんの人の「街選びのモノサシ」を知ることができます。

2位 友人3名で庭付き別荘を400万円で購入・シェアしたら「最高すぎた」話。DIYで大人の秘密基地に改造中!

友人3名で庭付き別荘を400万円で購入・シェアしたら「最高すぎた」話。DIYで大人の秘密基地に改造中!

(画像提供/堀田遼人)

今年6月、「山梨に別荘を3人で400万で買って今のところ最高過ぎ」というツイートが大きな反響を呼びました。投稿主の堀田遼人(ほった・りょうと)さんは、友人たちと共同で物件探しを行い、400万円庭付き中古一戸建てを購入し、現在はリノベーション中。別荘をシェアすることにしたきっかけ、どんな暮らしを目指しているのかを伺いました。「秘密基地がほしい!」という誰もがふと思い描く夢を叶えるまでの物語には、「仲間と楽しむ場」をつくるためのヒントがあふれています。

3位 台湾女子の一人暮らしin西荻窪。インテリアやライフスタイルにも個性あり!

西荻窪、築50年のレトロマンション。部屋と地続きの街に暮らす。

(写真撮影/相馬ミナ)

エッセイスト柳沢小実さんが、気になる人のお部屋と暮らしをのぞきにいくシリーズです。第2回目は、台湾・高雄出身で東京在住の郭晴芳(ハル)さん。ハルさんは台湾の大学を卒業した後、約15年前に日本の大学院に留学してそのまま就職。現在は、カルチャー系ウェブメディアを運営する会社でプロデューサーをしています。コロナ禍前は日本国内や台湾中を飛び回る日々を送っていましたが、現在は完全テレワークに。西荻窪(東京都杉並区)の古いマンションで好きなインテリアに囲まれて、リモート生活を楽しんでいます。

4位 役目終えた造船の地・北加賀屋が「現代アートのまち」に。地元企業、手探りの10年 大阪市

役目終えた造船の地・北加賀屋が「現代アートのまち」に。地元企業、手探りの10年 大阪市

(写真撮影/出合コウ介)

大阪の北加賀屋(きたかがや)は、かつては造船景気に沸いたウォーターフロントの街でしたが、役目を終えて沈滞していました。しかし、この10年で「アートによるまちづくり」を行い、大きな成果をあげています。この構想を先導した地元の不動産会社、千島土地株式会社に、手探りでアートとまちづくりに向きあってきた10年を取材しました。記事では、「住宅そのものがアート作品」という驚きの賃貸物件や、現代美術作家の巨大作品がずらり並ぶ倉庫などを、思わず訪れたくなるような迫力ある写真で紹介しています。

5位 住み続けたい街ランキング関西2022発表! 駅1位は夙川おさえ山陽電鉄・人丸前(明石市)。自治体1位は?

自治体の1位は芦屋市。駅は子育て・教育環境などで明石市の山陽電鉄本線人丸前がトップに!

(写真/PIXTA)

リクルートが関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)に居住している人を対象にWEBアンケートを実施した「SUUMO住民実感調査2022 関西版」を発表しました。「関西 住みたい街(駅)ランキング」の2022年版で1位を獲得した梅田が、今回の「住み続けたい駅ランキング」では50位以内に入っていないなど意外な結果も。住み続けたいと思わせるには、子育て環境や高齢者サービス、静かで落ち着いた住環境などが重要なようです。居住者が感じるリアルな声が反映された結果になりました。

6位 クラファン・DIYで国際基準のサッカー場が誕生! 民設民営「みんなの鳩サブレースタジアム」で地域はどう変わった? 鎌倉

クラファン・DIYで国際基準のサッカー場が誕生! 民設民営「みんなの鳩サブレ―スタジアム」で地域はどう変わった? 鎌倉

(写真提供/DAN IMAI)

2021年10月、湘南モノレール湘南深沢駅前に誕生した観客席200席の人工芝スタジアムを取材しました。サッカー神奈川県社会人リーグに所属する鎌倉インターナショナルFCの本拠地「みんなの鳩サブレースタジアム」です。驚くのは、補助金などの公的資金が一切入っていない完全なる民設民営、有志によるDIYであること。資金、土地の契約、鎌倉市特有の条例という難題を乗り越え、地域の人たちの憩いの場所になっています。スタジアムができるまでのドラマからは、「やればできる」という熱いメッセージが伝わってきます。

7位 シングルが住み続けたい街ランキング(家賃8万円以下)を世田谷線沿線が席巻! ローカル感がエモい街

シングルが住み続けたい街ランキングを世田谷線沿線が席巻! 家賃8万円以下の「エモい都会の田舎」

(写真撮影/村島正彦)

リクルートが10月に発表した「SUUMO住民実感調査2022首都圏版」の上位の中から、賃貸物件の家賃相場が一定の基準をクリアする駅だけをエリア別にランキング。「東京23区シングル家賃8万円以下住み続けたい駅ランキング」のトップ10には、東急世田谷線(以降、世田谷線)沿線の、山下、上町、宮の坂、松陰神社前、松原の5駅がランクイン。人気の理由を探るべく、現地でまちの立役者の方々に取材しました。住んだ人のリアルな声は、家探しの参考になりそうです。

8位 離島の高校で学ぶ「島留学」に日本中から熱視線! 大人版もスタートで移住者増 島根県隠岐

島根県隠岐の「島留学」で廃校寸前の高校が人気に! 「大人の島留学」体験後に移住する人も増加中

(画像提供/清瀬りほさん)

全国の離島では、本土より早いペースで人口減少が続いています。日本海の隠岐諸島にある西ノ島町、海士町、知夫村も過疎化が進む離島です。そこで、2008年から高校生を対象とした「島留学」制度を開始し、その後、大人の「島留学」制度も開始。現在、高校の生徒数や移住者が増加する成果を上げています。オンライン授業を受けたり、休学して移住生活をしたりする大学生も多く、「島体験」や「大人の島留学」をきっかけに移住を決める人も。「島留学」が島に与えた影響と、島留学生のその後を取材しました。

9位 なぜ図書館でなく”市営の本屋”? 青森「八戸ブックセンター」置くのは売れ筋よりニッチ本、出版も

読む人から書く人へ。文化を担う人を育てる青森県・八戸市の挑戦

(写真撮影/ロンロ・ボナペティ)

青森県八戸市に、全国的にも珍しい市営の本屋さんがあります。書籍を扱う行政の施設といえば、図書館が真っ先に思い浮かびますが、「八戸ブックセンター」はあえて貸出機能はもたず、民間の書店同様、書籍を販売しています。売れ筋ではないけれど確かな選書眼で選びぬかれた、他の書店ではなかなかお目にかかれない本も。八戸市では、文化育成のため、読む人だけでなく、書く人を増やすワークショップを行っています。画一的なサービスではなく、市民自らの手で文化を育てていく場を提供する、公共の文化施設の新しい形です。

10位 地域おこし協力隊・高知県佐川町の“その後”が話題。退任後も去らずに定住率が驚異の7割超の理由

地域おこし協力隊って、任期終了後どうしているの?高い定住率を誇る高知県佐川町から見えてきた若者コミュニティの胎動。

(写真提供/森川好美さん)

主に都市部に住む人が、地方へ1~3年という一定期間移住し、地方自治体の委託を受けて地域の発展や問題解決につながる活動を行う「地域おこし協力隊」制度。任期終了後も同地に住み続けることで、過疎化が進む地方の活性化の起爆剤として期待されていますが、総務省によると2021年3月末までに任期を終了した隊員たちが、その後も同地に住み続けている定住率は全国平均65.3%。これを上回る77%という数字をはじき出している高知県佐川町の元隊員たちに、なぜ定住率が高いのかが実際に住み続ける理由を取材しました。

1位、5位、7位にランクインしたランキング記事から、利便性だけではなく、ゆるやかに地域の人と交流できる場所を求める人が増えていると感じました。各地で行われているさまざまな「愛着を感じる場づくり」の取組みが、住みやすさにつながり、人を惹き付けていくのかもしれません。

引用元: suumo.jp/journal